クラブ・レコルト
第11号
(2003年12月発行)
寒くなってきましたね!
ようやく本格的に「冬到来」という感じでしょうか。
庭の落葉樹の葉は全て落ちてしまいました。
でもまだ山の紅葉が少し残っていて、当店からの眺めはまだまだ綺麗です。
こういう時は、「山の上に住んでいて良かった」とつくづく思います。
というか、この時ばかりは、家が山の上にある、という事実を、
街にお住まいの方に対して強く正当化できるわけですね。
「冬→雪→純白→純真な乙女」。
清く正しく美しい日本の女性はこうこなくちゃいけませんね。
私なんかは商売上、本当は
「白くてふわふわアンゴラセーター」、とか
「高級カシミヤ100%コート、襟・袖口フォックスファー使い」
といったところに行き着かないと、
実際問題、業界の人間から、「もぐり」とか、「悪徳業者」などと言われかねません。
でも、ダメなんです、こればかりは。
何年経っても一緒。
やっぱり今年も同じでした。
試してみたんです。
「冬
→寒い
→気を付けないと凍えてしまうぞ
→これはすぐに温まる必要性がある
→せっかくなので、できれば体の内側から温まるのが大変うれしい
→となると、お鍋におでん
→熱燗も一本だけ
→おかわりコップで、たくさんついでね。
→もう一杯急いで!熱くなくてもいいから!
→日本酒でなくてもアルコール入ってりゃ何でもいいから!早く!あああ・・・・」。
進歩が無いというか、程度が低いというか・・・・。
我ながら大変残念でなりません。
でも、どなたかご賛同いただける方、きっといらっしゃいますよね?
念のために申し上げておきます。
この「club recolte」は、店主の夫(私でありますが)が担当させて頂いております。
先程の件、家内の事ではございません。
どうぞ誤解されませんように。
また、決して誤解されたまま、ご近所の奥様同士でお話されることのございませんように、
くれぐれもお願い致します。
club recolteのナゾ
「さて、『club recolte』も11号となりました!」
「えっ?今年9月末のオープンなのに、もう11号なの?」
「そうなんですよ。もう11号なんです、はっはっはっ。」
「じゃあ、今までのバックナンバー、今すぐ全部ちょうだい。」
「い・・・・・・・・」
つまり、かのデーモン小暮閣下が、かつて自分の年齢を「10万○○歳」って言っていたのと同じ・・・・。
その・・・・要は、今回が本当の正真正銘第1号。
本当はオープン月からスタートさせたかったのですが、少し遅れてしまいました。
で、誰が悪いのかというと、実はこの私です。
遅れたのがお客様にあからさまに判ってしまうのも大変に格好悪いので、
それを何とかごまかす為の「11」号なんですね。
今回号をお読みになる方だけには真実をお伝えしておきます。
後になって、お友達などにこの件で尋ねられるようなことがあっても、
「さあ・・・」ってとぼけておいて下さいね。
12月25日(木)am10:00〜pm5:00
場所:レコルト店内にて
ささやかながらお茶とお菓子をご用意させて頂きます。
おしゃべりなどをめいっぱいお楽しみください。
ぜひお友達や、ご家族の方をお誘いの上、ご来店下さい。その方が楽しいですよ。
小さいお子様も、もちろん歓迎します。
当店12月のお勧め曲
ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」だあ!
やっぱフルヴェンに限るぜい!
などと本来景気良く文章を進めて行きたいところですが、12月は私にとっては特別な月。
我が最愛のジョン・レノンの命日が12月8日。
亡くなった1980年12月8日(日本時間は12月9日)のこと、今でも鮮明に覚えています。
当時中学2年で、バレーボールとビートルズ命だった自分。
夕方、部活から帰宅するなり、母から告げられた事件のこと。
呆然となり、ニュースでジョンの死を確認したあと、部屋のベッドの中で何時間も泣きました。
その朝、ちょうど同じビートルズ好きの友人の佐野君と、
ジョンの、出たばかりの新しいアルバム「ダブル・ファンタジー」について語り合ったばかり。
そしてその日の給食の時間、校内放送ではジョンの曲ではないけれど、
ビートルズの「イエスタデイ」がかかっていた
事件の時間はちょうどその時間帯でした。
でも、なぜ・・・・?
サザンの桑田佳祐さんも、その日、哀しみのあまり、
コンサートのリハーサルをキャンセルされたそうですね。
しかし、どう転んだところで、私の翌日の授業のキャンセルなど許されるはずもありません。
翌朝登校すると、友人たちが口々にお悔やみの言葉を、遺族でもない私に言ってくれたものです。
そんな思い出があります。
12月はもちろんクリスマス。
世界中が静かに祈りを捧げる季節です。
好きなクリスマスソングは他にも幾つかあります。
ただ、ジョン・レノンの曲だということで、ひいき目にみてしまっているかもしれない事を差し引いても、
この曲は人類の至宝であり、最上のクリスマスソングのひとつだと思っています。
私にとってはもちろん、かけがえの無い、生涯のフェイバリットです。
「HAPPY X’MAS(WAR IS OVER)」
JOHN LENNON&YOKO ONO
サブタイトルの通り、これ反戦ソングなんですね。
大きな戦争があり、収拾がつかず、混迷の最中の2003年のクリスマス、
きっとまた世界中で聴かれ、歌われるのでしょう。
ところで私、中学生の時に、
少ないお小遣い全部つぎ込んで、ビートルズ全曲揃えたんですわ、レコードで・・・・・。
もちろん今となっては、聴くに聴けません。
己の精神性及び芸術性を再興させようと、真剣にレコードプレーヤーの購入を試み、
来年度予算案に組み込むよう、関係先(妻)に嘆願しました。
が、結果は、もちろん即却下・・・・。
いつの世も、権力者は冷たいものです・・・・。
で、私も少々音楽渇望症気味。
皆様のお好きな曲、お薦めの曲、心に残っている曲、新旧、ジャンル問わず、ぜひ教えて下さい!
また、どんな事でも結構です。
皆様の生の声をお聞かせ下さい!私共の活力の源です。
もちろん今後、店の運営に活かし、お返しして行きたいと思います。
最後になりましたが、自己紹介させていただきます。
名前:塚本岳之(つかもとたかゆき)
出身:愛知県安城市
出身校:1985年 安城東高卒
:1989年 立命館大卒
生年月日:1966年6月27日
かに座 A型
性格:A型にあらず。おおらかでオットリ。
(現代医学の中で、唯一血液型判定法がアヤシイと疑いを持つ。)
趣味:音楽(乱聴派)
読書(乱読派)
スノーボードはやり始めて16年目ぐらいですが、ここの所すっかりご無沙汰。
最近は「ロッジでビール党」を旗揚げ。
ゲレンデでも「雪山に於けるスノーボードの危険性と休憩の重要性」
「医学的見地による、疲労凍死予防の為の、アルコールの積極摂取とその効能」
を説き続け、急進的休憩推進派として、悪天候支援活動(雪乞い)をライフワークとする。
あとはやはり「旅」「山」「自然」が好きです。
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
「12号」でまたお会いしましょう。 (TSUKA)