クラブ・レコルト

〜第17号〜


2004年12月発行

お待たせしました! 今年もやります!!

昨年のこの時期、突然開催しました、レコルト・クリスマスのお茶とお菓子の会、

僅か2日間だけという短い期間でしたが、非常にたくさんのお客様にご来店頂きました。

皆様それぞれお友達やご家族の方などと、楽しい時を過ごして頂きました。

店主手作りのお菓子も、大変ご好評頂き、私共としましても、本当に嬉しく思った次第です。


今年1年の皆様への感謝の気持ちを込め、今回もまた大人の女性の為のクリスマス会である、

「お茶とお菓子の会」をささやかながら開催致します。


そう、クリスマスは決して子供達だけのモノではないのです。

そして、平日はお仕事でなかなかレコルトへご来店頂けなかった方も、大変お待たせ致しました!

今回は開催期間を昨年より延長、23日(祝日)25日(土)も、開催致します。



レコルトのクリスマス お茶とお菓子の会

日時:12月20日(月)

〜12月25日(土)

23日(祝)も営業します!

時間:10:00〜17:00

場所:レコルト店内


皆様お友達などお誘い合わせの上、ぜひご来店下さい!

もちろん、小さなお子様も、いつも通り大歓迎ですよ。

ご来店頂いた全てのお客様に、温かいお飲物と店主手作りのお菓子をご用意致しております。

皆様におかれましては、この1年、様々なことがあったと思います。

皆様それぞれの「忘年会」も兼ねて、ぜひ当店で楽しいひと時をお過ごし下さい。

お問い合わせは、レコルトまで

TEL:0572−24−0743


どうせなら気前よく行っちゃいましょう!

更に今回、クリスマスプレゼントと、そしてちょっと早いですが、

お年玉を兼ねまして、イベント期間中も含め、ちょっとだけ特典をお付けしちゃいます。

今回のお茶とお菓子の会、初日(12月20日)より1月末まで、

お買い上げ頂いた方に、お買い上げ金額に応じた

レコルトのサービス券をプレゼント致します。


(誠に勝手ながら、対象は洋服に限らせて頂きます。)

そして・・・・・


冬物新作入荷!更に充実しました!

今回ちょっとだけ商品のこともご案内させて下さいね。

今回のお茶とお菓子の会に合わせて、冬物新作が大量入荷しました!

特に可愛いコートをお探しの方は必見ですよ。


これからは日を追う毎に寒さが厳しくなりますね。

今のうちに防寒のご用意をされておくことをお勧めします。

****************************************************************************

--------------------------------------------------------------------------

これからのレコルトのお勧め商品は

--------------------------------------------------------------------------

◎ダウン&中綿ジャケット、コート 

13,000〜¥18,000

(参考上代¥30,000〜¥60,000の商品

素材の良さは一発で解って頂けると思います。

ファッション性と防寒の機能性を両立。

もちろんファー付きをどうぞ。

***************************************************************************


◎アンゴラコート各種

\16,000〜¥20,000

(参考上代50,000〜¥70,000の商品)

   アンゴラ特有の肌触りの心地良さを実感して下さい。

   こんなファー付きのアンゴラコートは、普通こんな値段で市場に出ませんね。

何より、エレガントな装いを楽しんで頂けます。

***********************************************************************

◎ツイードコート、ジャケット、スカート各種

全て一点ものです。

とにかく可愛い今年のツイード。

上質な素材ですので、きっと長く着て頂けるのでは。

セットアップでお召し頂けるものはお早めにどうぞ!お値段は店頭にて!


***********************************************************************

ご主人へのクリスマスプレゼント、もうご用意されましたか?

   ユニクロが一体幾らで売っているか知らんですが、高級メンズカシミヤ100%セーター 

   ウィンターホワイト限定  Lサイズ、LLサイズ(くらいでしょうか。)

3,900 

    (上代¥39,000の商品)

***************************************************************************

他にも新作のジャケット、ニットなど、今回更に追加商品多数買付けました。

そして中には、生地の値段が、小売価格で1mあたり6,000円以上はするという、

ツイード素材で作った1点ものの商品も多数あります。

こういった商品も価格はもちろんいつも通り、コートもスーツも殆ど1万円台。

ジャケットは1万円以下です。


高級素材も普通にさりげなく使い、「えっ?」という値段でご提供する、レコルトならではのラインナップです。

宣伝終わり!失礼しました!!




続いて年末年始の
営業のご案内です。

年内の営業

12月31日  15:00迄

新年の営業

1月11日(火)より

通常営業致します

「なんでまたおたくは1月11日からの営業なの?」

「ハイ、ちょっと仕入でヨーロッパまで・・・ホッホッホッ」

なんて、ウソでも言ってみたいものですね。

本当はいつも通り。

子供が冬休みで、騒ぎ、やかましくてお客様にご迷惑をお掛けするのではと・・・・・。


それでも今は冬ですので、夏休みの時のように、セミやらカブトムシやらの類を皆様に見せびらかすような心配はないようです。

ただし幼虫なんかを持ってこられた暁には、なんともいやはや笑ってお許し頂きたいのですが・・・・・。

可能性はゼロではありません。

少々騒々しくても宜しかったら、11日以前でも結構です。

お電話1本だけ頂けますでしょうか。


喜んでお店を開けさせて頂きます。


店主よりひとこと

 今回のお茶とお菓子の会の期間中のお飲み物は、

通常お出ししていますオーガニックのホットコーヒー、もしくはフォションのアップルティーをご用意致して居ります。

また、お菓子の方ですが、こちらは当日のお楽しみとさせて下さい。

いつもと同じ様に、出来る限り安全な食材を使ったものを、全て手作りでご用意させて頂きます。

イベント終了後は、また別なお飲み物もご用意させて頂きますね。

これから益々寒さが厳しくなります。せっかく当店にお越し下さるひと時、

ぜひ体の温まるお飲み物で、一息付けて頂けたらと思います。



暖冬、そして温暖化

またまた暖かい冬だと言われます。

そろそろオープンのスキー場など、雪が降らず、山肌が見えたままで、とてもじゃない、オープンできないと。

街路樹の銀杏がまだ黄色の葉をたくさんつけたままの所も多いようです。

銀杏は、私が学生だった頃、ほんの20年近く前は、黄色い葉が落ち出すのが11月初旬でした。


昔、池に張っていたような分厚い氷も、最近は滅多に見なくなりました。

地球温暖化は私達のすぐ回りでも進行しているようです。

自分に出来ることからひとつづつ、温暖化防止に努めたいと思います。


クリスマスの思い出

小さい時、家族で過ごしたクリスマス・イブは、幾つになっても忘れられない思い出です。

12月に入り、いつも仕事で帰りが遅かった父も、この日だけは早く帰って来てくれました。

(ここだけの話、大人になってから解りました、私の父がこの時期帰りが遅かった理由が。

12月は殆ど毎日忘年会だったようです。



父が毎年買ってきてくれたのが、我が家の場合は、いつも決まってアイスクリームケーキ。

中身がスポンジと違ってぜーんぶアイスクリーム。

更にその上に、チョコレートで作られたサンタクロースやらトナカイやらおうちやらがこれでもかと、載っているので、

当時世界中のごちそうのうちの、NO.1がアイスクリームでNO.2がチョコレートだと思っていた私は、

子供ながらにかなりコーフンし、食べる前からはあはあいいながら、アイスクリームケーキを見つめていました。


テーブルの真ん中にケーキを置き、部屋の明かりを全部消して、

真っ白なケーキに立てた、色鮮やかなロウソク数本に灯をともす。

ロウソクが照らし出す、いつもとは違って見える部屋の中の情景。

そしてその小さな灯が優しく映し出す、家族それぞれの顔は、

どれも本当に心からこのひと時を楽しんでいるようでした。



そのロウソクにフッと息を吹きかける。

たったそれだけの行為が当時の自分には、なんと尊く感じられたことか。

クリスマスの本当の意味も知らないまま、それでも自分なりに特別な清らかな夜を迎えていました。


で、食事が終わり、ケーキを食べるのにかかり出したら、

そんな尊さも清らかさも厳かさもどこにもありませんわ。

弟とチョコの取り合いやら、どっちのケーキが大きいともめるやら、

とにかく先に食べてしまおうと焦るやら、

そして父や母や妹の分のケーキにも照準を定める始末・・・・・。

ま、男の子でしたから。




やがて私も大きくなり、いつしかそうやって、クリスマスを家族と過ごすことも自然となくなりました。

あれだけ愛して止まなかったアイスクリームケーキ、

そしてロウソクの灯りも、成長と共に自ら完全に過去のものにしてしまいました。


やがてクリスマスは友人、そして異性と過ごすべきものだという時期が来て、

そして今度は自分が家庭を持つようになり、父と同じ立場になりました。


自分の場合はというと、仕事が忙しく、クリスマス・イブを子供達と一緒に過ごすことができない年がずっと続いています。

子供達が子供でいる時間は、長いようで実は短いもの。

このまま仕事、仕事といっていたら、今思い出しても自分が本当に楽しかったと思える、

家族で過ごしたクリスマス・イブの夜というひと時を、自分の子供達には与えてやれないまま、

子供たちはどんどん大きくなっていってしまいます。



かつてロウソクの灯り越しに見えた、楽しそうな父、母、弟、妹の顔・・・・・。

自分の子供にも「思い出」として何とか残してやりたいものです。

そして親になって解るのは、実はそれを一番楽しみにしているのは、

子供じゃなくて、親自身だということ。


両親はあの時、本当に心から楽しかったんだろうな、幸せだったんだろうなと、今更ながら思います。



では、クリスマスのお茶とお菓子の会でお会いしましょう!心よりお待ち致しております。


TSUKA)



カシミヤと一点もの専門店
【癒しの雑服屋 レコルト】

他のバックナンバーを読む



HOMEへ戻る