クラブ・レコルト
〜第19号〜
2005年7月発行
《ブルーベリー収穫祭》のお知らせ!
毎日暑い日が続いて居りますが、お変わりはございませんか?
いよいよまた「夏」がやってきましたね!
皆様にとっては、何度目のこの特別な季節なのでしょうか。
日頃、レコルトをご利用頂きまして、ありがとうございます。
さて、今年も当店のブルーベリーが実をつける時期となりました。
つきましては、ささやかではございますが、皆様に召し上がって頂きたく、昨年に続き、「ブルーベリー収穫祭」を開きたいと思います。
夏休みに入り、何かとご家庭の方もご多忙かと存知ますが、ぜひ皆様ご友人、ご家族の方お誘い合わせの上、ご来店下さいます様、ご案内申し上げます。
現在のブルーベリーの状況は、正直、まだ青いです・・・・・。
「ナニ?青い?大丈夫?間に合うの?」
はい、昨年よりも少し遅くて、まだ青い実が多いのです。
ただ、ここ数日、少しずつ色みだしています。これから更に夏の強い陽を浴びて、色付きを増す事でしょう。
皆様には、ぜひ店主手作りの、冷たいデザートとして、冷たいお飲み物と一緒に召し上がって頂きたいと思います。
2005年、レコルトの夏を、ゆっくりと愉しみ、おくつろぎ頂ければと思います。
日時:8月1日(月)〜7日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:レコルト店内
※今回の期間中のみ、春夏物30%割引の商品を多数ご用意させて頂きます。
尚、誠に勝手ながら、8月8日より、8月31日までお休みさせて頂きます。
9月1日より通常営業再開致します!
我々の生活を取り囲む木々、草花のみならず、穀物、野菜などの農作物は、
この季節、太陽の恵みの光、地球の恵みの水をしっかりと受け止め、
豊穣の大地の栄養分と共に、それぞれの内部に蓄積しつつ更に生育を続けます。
やがて来たる実りの秋、我々はそれらの偉大なる恩恵として、収穫(レコルト)を迎えます。
そのためにも、重要な季節。
そして同時に我々の家族の思い出も大きく育み、絆をより強いものにしてくれる、大切な大切な季節・・・・。
夏休み、お盆休みなどで、旅行や帰省など、忙しい日々を過ごされる方も多いかと思います。
野に山に、川に海に出掛けられ、皆様がご家族の皆様と楽しく過ごされる事、
一層の家族愛を深められる事を、店主共々心よりお祈りしております。
どうぞ今年も思い出深き、素敵な夏にして下さいね。
紺碧の空、大きくてどこまでも白い雲。
目蓋を閉じてもまだ眩く強い陽射し。
日中、小さな体を震わせながら、短いその生命を賭して、全身で声を響かせる蝉。
朝夕、我々の心に染み来たるひぐらしの声。
日が沈み、辺りが暗くなるまで、待ち侘びたこの特別な季節を、心行くまで堪能、謳歌する子供達・・・・。
さあ、また「夏」がやってきましたよ!
「クラブ・レコルト」ご無沙汰のお詫びと復活劇!?
日頃、レコルトをご利用頂き、本当にありがとうございます。
いつもながら小さな小さなお店で、何につけても不自由をお掛けして申し訳ございません。
私(店主の夫であります)は何分、店に居ない事が多い為、直接皆様にお会いして、お礼やお詫びを申し上げる事がままなりません。
故に、この「クラブ・レコルト」誌面にて、現状は私共からの一方通行で甚だ恐縮ではございますが、
ご挨拶がてら、現況報告、商品入荷やイベントなどのご連絡をさせて頂いております。
しかし同時に全く皆様にはこれっぽっちも関係の無い、
くだらない思い出話、身辺の愚話、私自身のバカ話なども、よせばいいのに書いてしまっており、
それらを皆様の貴重なお時間を頂戴して、いつもお読み頂いている次第です。
この暑い最中、読んでいて頭の中が混乱して気分が悪くなったり
、あまりの内容のくだらなさに怒りがこみ上げて来て、更に気分が悪くなったり、
おまけに私のにやついたマヌケ面などがチラチラと思い浮かび、唯でさえ暑いのにもっと気分を悪くされる方もいらっしゃるかと思います。
しかし久々の「クラブ・レコルト」の発行、お届けに免じて、何卒ご容赦頂ければ幸いです。
それにしましても、この「クラブ レコルト」もすっかりご無沙汰をしてしまい、申し訳ございませんでした。
前回皆様にお読み頂いた時は、「まだまだ寒い日が続きますが、いかが・・・・・」なんていう書き出しでした。
今はすっかり夏真っ只中、暑い日々を迎え、蝉の鳴き声なども本格的になってきました。
全くサボるにも程がありますね。
罪は全て私目にございます。
思えば約1年半前、初号(何故か11号)を発行した当初は、
「毎月きちんと書いて、封筒に入れて、切手を貼って、お客様にお送りして、レコルトに少しでも親しんで頂こう・・・・・」
そう考えておりました。
しかし、仕事の多忙さにかまけ、更に二日酔、体調不良などが続き、それらのみならず、
遥か昔の学生時代の成績不振、極貧生活、失恋、下痢等による精神的苦痛なども理由に、
なかなか筆をとれない有様。
それを「ただのネタギレ!」と呼ぶ、心無い人(店主)も居りました。
今回は、普段全然使っていないものだから、危うく最後の一本が消え去ろうとしていた、我が脳のシワが、
絹ごし豆腐みたいに完全にツルンツルンの状態になってしまう、ほんの僅か手前というところでの復活となりました。
で、内容はというと、今回もどうってことはない、毎度ながらの、気まぐれ、思いつきの「クラブ・レコルト」であり、
「ついに奴の最後の一本が消えたか・・・・」と思われて当然というようなモノではございます。
それでも今まで毎号楽しみにして頂いている方が幾人かいらっしゃるとお聞きし、私共と致しましても、甚だ恐縮であり、誠に申し訳ないと思うと同時に、
心底アリガタイというのが偽らざる気持ちです。
本当にありがとうございます。
心より感謝申し上げます!
最初そんな方々が何人もいらっしゃる事を店主から聞いたときは、
「よし、それならもう一度気合を入れ直して書くか。
当初の予定通り、毎月、いや、毎週書いちゃおうかな。
それにはヒルトンクラスのホテルか、伊豆辺りの老舗旅館でカンヅメをしなくちゃいけないな。
できれば川端康成氏が『伊豆の踊り子』を執筆された旅館がいいな。
なにせ楽しみにしていらっしゃるお客様がお見えだからな!
あっ、夕食は採れたての海の幸、特に金目鯛と鯵と伊勢海老とアワビの舟盛を!!
何せ楽しみにしていらっしゃるお客様がおみえだからな!
あと、ビールは瓶じゃなくて冷たい生を冷やしたジョッキで!!
その後は純米酒を冷やで、続いて蕎麦焼酎のボトルと氷をお願いね!!
とにかく楽しみにしていらっしゃるお客様がおみえだからな!」
と、胸を膨らませました。
しかし世の中そんなに甘いものではありません。
反対派(これも店主であります)の執拗な妨害工作甚だしく、無念の計画頓挫となった次第です。
もし、「『クラブ・レコルト』をもっともっと読みたいわ、あたし!」といわれる方、
店主宛にどんどんおっしゃって頂けましたら、私の強力な後押しとなります。
あと一歩、あと一歩でございます。
どうか、どうか私を伊豆に行かせて下さい!
温泉に浸かり、傷ついた心を癒し、絹ごしの脳を養生し、お湯でふやけたシワでも結構ですから下さい!
あと一歩です!
迷信・言い伝えは大切?
今では迷信というものは殆ど信じなくなってしまいましたが、
実は私は子供の時分、迷信とか言い伝えの類を割合と信じていました。
母、近所に住む祖母共に平日は仕事をしていたために、
明治31年(1898年)生まれだった曾祖母に、一日の多くの時間、面倒を見てもらっていました。
何せ明治31年といえば少し前は江戸時代、明治維新であり、日露戦争も勃発前という、
私などからすると、諸般国内事情などは言うに及ばず、格好、特に髪型などにしても一体、
ちょんまげを結えば良いのか、
七三に分けるべきなのか、
実は弁髪が素敵だったりするのか、
パンチパーマとターバンを巻くのとどっちが男らしいのか、
茶髪金髪などのロン毛だと、チマタでチヤホヤされるのか、
逆に「毛唐!」「奸物!」「天誅でござる!」などの叫び声のもと、
バッサリと斬り捨てられてしまうのか、
全くもって訳のわかんない時代です。
それでも曾祖母は私たち曾孫に、世代を超えていつも色々な話を優しく親切にしてくれました。
その為、そういった迷信、言い伝えも知らず知らずのうちに曾祖母のおかげで覚えることができたのでしょう。
小さい時、朝、保育園に行く時も
「おっとツバメが地面すれすれに飛んでいるから、今日は雨になるな。
これは傘を持って行かなければなるまい。
保育園からの帰りにズブ濡れになってしまうところであった。
ああ、くわばらくわばら。」
「あの家の屋根でカラスが鳴いている。
近く不幸があるな、かわいそうに。
おお、ナンマイダナンマイダ。」
などと考えていたものです。
他にも様々な迷信、言い伝えなどがありますね。
今思えば、科学的に全く根拠の無いものも多数あります。
しかし、科学では今だ実証できない、本当に動物などが持ち得る予知能力などが存在するのもまた事実です。
また、永年の経験、そして受け継いできた言い伝えなどから、理由はどうにせよ、結果はこうなる、だから気を付けなさいと、子孫の為に言い伝えられてきた事象も多数あります。
それらを信じる、信じないは別にして、迷信とは別に、その地域に伝わる言い伝えや生活の知恵など、
我々の世代で止めてしまわずに、更に後世に、つまりは私達の子孫に伝えねばならないものもあるはずです。
的確な選別をし、実際の生活の中で伝えていくのは、マスメディアなどではなく、他でもない、私達自身です。
機会を持ち、後世にどんな話、内容を伝えたら良いか、考えてみるのも必要かも知れませんね。
お客様の声をお聞かせ下さい!
レコルトでは、「お客様の声」を募集中です。
どんな事についてでも結構です。
店舗やご利用頂いた感想、要望、お褒めの声、お叱りの声など、広くお聞かせ頂ければ幸いです。
頂戴しました皆様のお声は、私共の活力の源として、今後お店の運営に活かさせて頂きたいと思います。
そして更に店内、及び今秋立ち上げ予定のホームページでもご紹介させて頂く予定です。
もちろんご希望であれば、イニシャル、匿名でも結構です。
また、ホームページに関して、詳細は未定なのですが、できる限り皆様が気軽にアクセスして頂け、楽しんで頂けるような、
レコルトのお店、この「クラブ・レコルト」の雰囲気(?)を活かしたものにしたいと考えています。
今まで通り、当店をご利用頂いている皆様と、ファッション、洋服が大好きなお洒落な大人の女性の為にと思っています。
実店舗にご来店頂き、ゆっくりと時間を過ごして頂き、商品もご試着頂くのが、お客様にとっては最良であることに変わりはございません。
しかし、営業日、時間などで我が儘を言わせて頂いています当店の立場上、平日、お仕事や育児等でなかなかご来店頂けない方、
ご遠方の方、体調の優れない方、「実はお店に入りづらくって」といわれる方、
そしてできる限り店主の旦那(私でありますね)とは顔を合わせたくないといわれる方の為に、
ご自宅で気軽に雰囲気だけでも味わって頂こうと思い、作成、運営を決めました。
また、従来どおり一般の雑誌やフリーペーパー等の掲載など、今しばらくはさせて頂くつもりはありませんので、静かなレコルトのままでいられると思います。
どうぞ安心して、くつろぎにいらして下さい。
不躾で恐縮ではございますが、お声を頂きました方には、ささやかながらお礼をさせて頂きたく思っております。
用紙、書式などは何でも結構です。
店内でもご用意致しております。
どうかご協力よろしくお願い申し上げます。
また、私共が今後良いホームページを作成し、運営するにあたって必要なものとは一体何か?
それは言うまでもなく、お客様のお力添え、
そして何はともあれ「伊豆の温泉」であります。
あと、あと一歩でございます!!
祝・ご試着スペース完成!?
ご試着頂けるスペースを新しく設けました。
これからは、冷暖房の効くスペースでご利用頂けます。まだまだ簡素なものではございますが、とりあえず当面は今回のもので行きたいと思います。
今までは階段部分でご試着頂いており、大変ご不便をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます。
また、当店の商品は、完全一点ものが多く、サイズの面でご不便をお掛けする場合が多いと思います。
そのためにもご試着頂く事をお勧め致しております。
どうぞ遠慮なくご試着下さい!
今回も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
この暑さです。決して冷房などで体調を崩されませんよう、ご自愛下さいませ。
収穫祭、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております! (TSUKA)
2005年7月発行 第19号