club recolte
NO.24

大変ご無沙汰です!亭主です!

え?まだ暑いのにむさ苦しいから出て来んな?

え?ヒゲくらい剃れ?

え?こっち向くな?

 

まぁ・・・・・・・・・

でも、今出て来ないと、年内はずーっと出て来ないかもしれませんよ。
何せ前回の登場は「お正月明け」でしたから!!
まこと、自分のグータラ加減に呆れるばかりです・・・・・

今年もあと残すところ約3ヶ月。
お約束の「『クラブ・レコルト』年4回発行」の帳尻合わせ、
と今回再び現れたわけでは決してないのですが、
今回第24号をお届けすることになりました。

久しぶりの登場のお詫びと共に、日頃のご愛顧に深く感謝を申し上げます。
今回は“短縮版”でのお届けとなりますので、どうか少しの間だけ我慢してお付き合い下さい!

 

え?今回のは『1回』じゃなくて『0.5回』だ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

今年はブラックベリーが新登場!

先日の“レコルト収穫祭” にご来店下さった多数のみなさま、本当にありがとうございました!

また残念ながら今回ご来店いただけなかった方、
まだまだレコルトのイベントは年間何度もございますので、
久しぶりの方も、そうでない方も、ご都合のつく際は、
みなさまお誘い合わせの上ご来店下さい!

 

全国中に何かと話題を提供することの多い多治見の夏の暑さ。
この夏はまた特別なものとなりましたね。

おかげで今年は店先のブラックベリーが急成長。
つものブルーベリーに加えて“自家製ブラックベリー・ジャム”も使った、
店主手造りのデザーを召し上がっていただきました。
いかがでしたでしょうか?

 

来夏も、そのまた次の夏も、みなさまに美味しく召し上がっていただける様、大切に育てていきたいと思っています。
どうぞ来年も愉しみにしていて下さいね!

いよいよ秋です。

レコルトとしては、今年ももちろん「お洒落の秋」「音楽の秋」「静けさの秋」
そして時に「食欲の秋」をもご提供する、欲張りなお店でありたいと思っています。

そして寒くなったら「ワクワクの冬」「サイコロの・・・・」

今後も大人の女性であるみなさまに、心から安らぎ愉しんでいただける、そんなお店を目指して店主共々頑張って参ります。

 

お近くにお越しの際、ふとレコルトのことが頭に思い浮かんだときは、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。

 

「音楽の秋」

民族音楽から、全く訳のわかんない現代音楽や環境音楽をはじめ、多方面の音楽に首を突っ込んでばかりいて、
「これぞっ!」
というものの無さ、脈絡性の無さ、一貫性の無さが、
大人になってからの僕の一貫した(?)音楽の聴き方。

その「いい加減さ」が、実は今の自分の性格にもよーく現れてしまっており、
それが実は当店の最高機密事項<#SSS-1>であることは言うまでも無く、
外部に洩らしたら店主により即銃殺という社内規則なのでありますが、
今回は「音楽の秋」ということで、特別に数曲この場を使ってご紹介をしたいと思います。

レコルトのテーマは、もちろん「癒し」

疲れたご自身の心を癒していただくことをテーマに選んでいますので、どうかご了承下さい。

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大人の女性が静かに愉しめる

クラシック・メジャー曲集

  《管弦楽曲》

         管絃楽組曲 第3BWV.1068より「Air」 / J.S.バッハ

G線上のアリア」として、知らない人はいない様な名曲ですよね。
「どうしてこんな旋律が浮かぶんだろう。バッハの頭の中っていったい・・・・」
少年時代の僕の心と頭を悩ませて来た、天上の音楽。
僕は、この曲を好きじゃないという人とは、あまりお友達になりたくありません。

 

         劇音楽『アルルの女』よりアダージェット / ビゼー

ビゼー、この人ははっきり言って「天才」である。
『カルメン』の珠玉の名曲の数々と一緒に聴いてみると、あらためてビゼーの凄さを思い知ることになります。

 

         組曲『クープランの墓』」より「逝ける王女のためのパヴァーヌ」 / ラヴェル

先日、ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなった翌日、小澤征爾さんがサイトウ・キネン・オーケストラの演奏で、「亡き友人のために捧げる」と、指揮していました。
10
年前パヴァロッティ聴きにいったなぁ・・・・・。
ゆっくりとしたテンポの演奏で聴くのがお薦めです。

 

         歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲 / マスカーニ

最近、TVCMTVドキュメンタリー、ドラマの中の、ここぞの場面、お涙頂戴場面での登場回数が多くなり、何だか嬉しいような、寂しいような気持ちです。
一幕物の短いオペラの中に素敵な曲が散りばめられていますが、この間奏曲の美しさは図抜けています。

  《交響曲》

         交響曲第5番第4楽章アダージェット / マーラー

あの『アダージョ・カラヤン』の冒頭に収められていたのがこのアダージェットです。
名指揮者バーンスタインが晩年にウィーン・フィルととんでもない演奏を残していますが、これは正直、人類の宝です。
映画『ヴェニスに死す』のテーマ曲でもあるこのアダージェット。
マーラーがこの曲の楽譜を渡して妻アルマにプロポーズしたという、作曲家の恋の反則技としても有名な曲。
トロけます。

 

         交響曲第2番第3楽章アダージョ / ラフマニノフ

これも近年TVドラマなどのバックでよく流される様になりました。
ポップスでもカヴァーされている甘美な旋律が有名ですね。
ラフマニノフの凄いところは、リストなどもそうですが、実は当代一のピアニストだったということ。
ピアニストがこんな曲を書いていたら・・・・思わず本業の作曲家に同情してしまう一曲。

 

《ピアノ・クラヴィーア曲》

         平均律クラヴィーア曲集第1巻より第1番「プレリュード」 / J.S.バッハ

グノー/バッハの「アヴェ・マリア」の基となった大変美しいメロディの曲ですが、この曲の凄いところは、「名曲だけど実は練習曲だもんね」ということであります。
ショパンが絶えず携えていた楽譜、それがバッハの平均律。

 

         ピアノ協奏曲 第2楽章 / ラヴェル

決してメジャー曲ではありませんが、本当にお薦めできるアダージョ楽章です。
ひとりでしっとりとした気分に浸りたいときに・・・・・

 

  《宗教曲・レクイエム》

         レクイエムよりPie Jesu:「ああ、イエズスよ」 / フォーレ

自分が天国に居るかの様な錯覚を覚えることも・・・・。
名高いフォーレの『レクイエム』の中でも、素晴らしさが際立ちます。

 

以上の曲は、「有名」な意味でのメジャーでもあるのですが、
全て「長調」の方の意味のメジャーでもあります。
心の琴線に触れる、心に響く音楽というのは、
実は意外と長調曲には多いものであること、お気づきになっていましたか?
TVで敢えて使われるのは、涙を誘うようなメロディを持っているからなのです。

今まで見過ごし、聴き過ごして来た様々な曲のなかにも、きっと埋もれているものがあるのでは・・・・・。

 

今回はたまたま「クラシック」をご用意させていただきましたが、もし上記の曲を聴いてみたい、そう思われる方は、
店内でも聴いていただける様にご用意しておきますので、店主に遠慮なくお申し付け下さい。

 

 それではまた!第25号にてお会いしましょう!

(TSUKA)

癒しの雑服屋 レコルト   

TEL&FAX:0572-24-0743

Mail:info@recolte.jp     http://www.recolte.jp/



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